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  • コンクリート技術 実務に役立つQ&A

    発行日:

    2012/7/24

    出版社:

    セメントジャーナル社  編集・制作:インターメディアリー

    寸 法:

    210mm × 148mm × 11mm

    頁 数:

    194ページ

    著 者:

    早川光敬(東京工芸大学工学部建築学科 教授)・陣内 浩(大成建設株式会社技術センター建築研究所 主席研究員)

    定 価:

    2,100円(税込)

    ISBN:

    ISBN978-4-915849-75-6

  •  いまコンクリート工事の現場では、定年などで熟練の技術者が減少し、長い間に蓄積されてきた施工技術やベテランの経験知を、いかに次世代へ継承していくかが課題になっています。
     本書は、現場の若い技術者や発注者が抱く疑問、実務担当者が直面する問題などについて、Q&A形式で分かりやすく丁寧に説明するとともに、最近のコンクリート技術の動向を解説します。

    発売元:セメントジャーナル社のサイトはコチラ


     主な内容

     「コンクリートの材料」編
    1.JIS規格品のポルトランドセメントは何種類ある中から選べるのでしょうか?  
    2.環境にやさしいセメントがあると聞いたのですが、どのようなものでしょうか?
    3.混和材と混和剤の区別がよく分からないのですが?
    4.産業廃棄物からできている骨材はありますか?
    5.コンクリートの乾燥収縮量は、骨材の種類によっても変わると聞いたのですが、なぜですか?
    6.骨材の微粒分量は少ないほうが良いのでしょうか?
    7.コンクリートに、繊維材料を混ぜることがあるのですか?
    8.最近、「回収水」や「スラッジ水」という言葉をよく聞きますが、どのようなものですか?
    9.コンクリートに混ぜる特殊な材料には、どのようなものがありますか?
    10.「環境に配慮したコンクリート」には、どのようなものがありますか?

    「コンクリートの調合・製造」編
    1.レディーミクストコンクリートのJIS認定工場は、なくなったのですか?
    2.レディーミクストコンクリート工場から提出される書類が配合報告書から配合計画書に変わっていたのですが、同じものですか?  
    3.レディーミクストコンクリート工場から提出される納入書にある配合表は、どのように見ればよいのですか?
    4.レディーミクストコンクリートの「容積保証」「最低積載量」とは、どういう意味でしょうか? 
    5.乾燥収縮が小さいコンクリートを使いたいのですが、どうすれば良いのでしょうか?
    6.建築で使われる設計基準強度、品質基準強度、呼び強度、構造体強度の補正値などの関係がよく分かりません。
    7.レディーミクストコンクリートの呼び強度には鉄筋のような強度の上限値がありませんが、問題はないのですか?
    8.コンクリートの圧縮強度が何N/mm2以上になると、高強度コンクリート、超高強度コンクリートと呼ぶのでしょうか?
    9.今度、高強度/高流動コンクリートを打つのですが、建設現場とレディーミクストコンクリート工場の間でどのようなことを打ち合わせれば良いのでしょうか?
    10.コンクリート充填鋼管(CFT)構造建築の鋼管充填コンクリートを発注するのですが、普通の高流動コンクリートとは違うのでしょうか?
    11.残コンクリートや戻りコンクリートの定義はありますか?また減少させる方法はありますか?

    「コンクリートの運搬・養生」編
    1.コンクリートの運搬時の品質変動には、どのような対策をすれば良いでしょうか?
    2.コンクリートの圧送施工で、特に注意を払わなければならないのは、どのような施工条件のときですか?
    3.ポンプ圧送の際に使う先送りモルタルの役割と取り扱いがよく分からないのですが?
    4.コンクリートの締固めは、なぜ必要なのでしょうか?
    5.配筋が過密な場合や打込み高さが大きい場合などの打込みは、どのようにすれば良いでしょうか?
    6.せき板の存置期間や湿潤養生期間をコンクリートの圧縮強度の確認によって短縮できるようですが、なぜですか?
    7.コンクリートの打込み後に散布する膜養生剤とは、どのようなものですか?
    8.コンクリートの圧縮強度試験結果が合格したことを確認しても、すぐに型枠支保工を解体できないケースがあると聞いたのですが、なぜですか?
    9.ものすごく寒い日にコンクリートを打つ場合の留意点はありますか?
    10.温暖化の影響で猛暑日が増えましたが、コンクリートにはどのような影響があるでしょうか?
    11.打込み後の早い時期に発生するひび割れなどの対策は、どのようにすれば良いのでしょうか?

    「コンクリートの品質管理」編
    1.スランプ試験後のコンクリートに温度計を刺した状態で品質管理試験の写真を撮らなくなったのはなぜですか?
    2.フレッシュコンクリートの単位水量を測るように発注者から言われました。どのような方法がありますか?
    3.圧縮強度試験の荷重速度が昔より速くなったようですが、試験結果への影響はどの程度あるのでしょうか?
    4.鉄筋のかぶり厚さを測定するように言われました。どのような方法、測定上の留意点があるのでしょうか?

     


    読者のみなさまへ

     バブル経済の崩壊から20年が経過し、本格的な少子高齢化社会を迎えた我が国では、建設市場の縮小が止まらず、先行きの明るさはなかなか見えてきません。しかし、そのような厳しい状況の中でも、コンクリート技術者たちは、高品質で高付加価値のコンクリート構造物を低コストで構築するための技術開発を積極的に行ってきました。
     この結果、(超)高強度コンクリートやCFT構造といった高付加価値を実現する技術、フレッシュコンクリートの単位水量を測定する技術や、硬化コンクリートの収縮を抑制する技術など高品質を実現する技術が次々と開発され、実際のコンクリート構造物に活用されています。
     一方、循環型社会の構築を目指した環境配慮型技術への取り組みも盛んに行われ、産業副産物を大量に使用することのできるコンクリート技術や、CO2排出量の低減化を目指した技術などが実現しています。この20年を振り返ると、個別の技術開発だけでなく、エコセメントや再生骨材など、産業副産物の有効利用を積極的に考えた日本工業規格(JIS)が制定されるような社会的潮流があったのも意義深いことです。
     バブル期に見られたような、莫大な研究開発投資に後押しされた技術の発展とは違う形で進んだこの20年間ではありましたが、その分、内容の精査された研究開発がコンクリート技術をより良い方向へ牽引してきたのではないかと思います。
     本書は、著者らが建設現場やレディーミクストコンクリート工場などで素朴な疑問として質問されたことや、実務者の人たちと一緒になって解決にあたった問題などを中心に、Q&A形式で最近のコンクリート技術の動向をまとめたものです。
     本書が、実務の現場で日夜努力している方々のお役に立ち、良質なコンクリート構造物を建設するための一助となれば幸いです。

    2012年6月  著 者

     

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